非接触型温度計とサーマルカメラシステム｜SECURITY SHOW 2021

3Dメガネなしで立体的な映像を観ることができる、迫力あるモニターが目に止まった株式会社レッツコーポレーション（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：後藤益巳）のブース。「4K裸眼3Dディスプレイ」は博物館や自動車学校、医療現場、各種イベント等で用いられている。ポケットサイズの3K対応3Dカメラ「エピュータ」を使えば簡単に3D撮影ができる。社員教育やモデルルームのシミュレーション等、アイディア次第で用途が広がりそう。

情報・通信・映像市場において様々な製品を提供している同社。コロナ禍に対応した、非接触型の温度計やサーマルカメラシステムも案内。「ノンタッチチェッカーズ どーぞ君」は、センサーから5~10cmの距離に手の平やおでこを近づけるだけで瞬時に温度を測定し数値を表示、音声でも知らせてくれる。「Lec USERS 7 ACE（レック ユーザーズ セブン エース）」は、温度測定・顔認証・マスク検知を同時に行うことができるタブレット型の非接触温度計で、顔認証の一括登録、測定記録の書き出し機能も備わっている。サーマルカメラシステム「レッツハイキング」は、同時に最大20人の温度を1秒で測定することが可能。「コロナゲート」はサーマルカメラシとゲート付き受付システムを融合。ゲートを通る人の表面温度を検知し、高温時はゲートを開けずに通行を阻止する。ほかにも車のナンバープレートや車種を判別できるカメラ等、AIと4Kを活用した興味を引く製品を案内している。

（藤原　広栄）