セキュリティ

セキュリティ関連

国土交通省は、令和3年度の建築保全業務労務単価を公表した(12月10日)

令和3年度建築保全労務単価

建築保全業務労務単価は、国土交通省官庁営繕部が毎年度実施している建築保全業務労務費の調査に基づいて作成しているものである。

本単価は、各省各庁の施設管理者が建築保全業務共通仕様書を適用する業務に関し、建築保全業務積算基準及び建築保全業務積算要領(以下「積算要領」という。 )によって、官庁施設の建築保全業務に係る費用における直接人件費を積算するための参考単価である。

また、本単価は積算要領に掲げる技術者区分に応じて作成しているものである。

 10地区の平均額は、清掃員A13,660円(前年対比+190円)、清掃員B10,860円(前年対比+140円)、清掃員C9,900円(前年対比+170円)であり、最も高いのは東京都、最も低いのは香川県である。
 続いて、警備員A14,180円(前年対比+230円)、警備員B12,100円(前年対比+239円)、警備員C10,700円(前年対比+180円)であった。
 なお、建築保全業務労務単価は、1)日割基礎単価、2)割増基礎単価率、3)宿直単価で構成されており、日割基礎単価は、正規の勤務時間内に業務を行う場合の1日(8時間)当たりの単価であり、1)基本給相当額、2)基準内手当(家族手当、住宅手当、通勤手当等)、3)臨時の給与(賞与等)で構成されている。日割基礎単価に含まれない賃金は、手当、経費としては、1)時間外、休日及び深夜の労働についての割増賃金、2)各職種の通常の作業条件又は作業内容を超えた労働に対する手当、3)業務管理費(法定福利費(事業主負担分)、研修訓練等に要する費用等)及び一般管理費等の諸経費がある。

参考資料:令和3年度2021年度建築保全業務労務単価(日割基礎単価)

 

技術者区分

清掃員A  1級ビルクリーニング技術士の資格を有する者又は清掃業務について、作業の内容判断ができる技術力及び作業の指導等の総合的な技能を有し、実務経験6年以上程度の者
清掃員B  2級ビルクリーニング技術士の資格を有する者、3級ビルクリーニング技術士の資格取得後実務経験2年以上程度の者又は清掃業務について、作業の内容判断ができる技術力及び必要な技能を有し、実務経験3年以上6年未満程度の者
清掃員C  清掃業務について、清掃員A又は清掃員Bの指示に従って作業を行う能力を有し、実務経験3年未満程度の者
警備員A  施設警備業務1級の検定資格を有する者若しくは警備業務について、高度な技術力及び判断力並びに作業に指導等の総合的な技能を有し、実務経験6年以上程度の者
警備員B  施設警備業務2級の検定資格を有する者若しくは警備業務について、作業の内容判断ができる技術力及び必要な技能を有し、実務経験3年以上6年未満程度の者
警備員C  警備業務について、警備員A又は警備員Bの指示に従って作業を行う能力を有し、実務経験3年未満程度の者

 

参考資料:令和3年度2021年度建築保全業務労務単価(日割基礎単価)

 

 

Security News for professionals main center ad
Security News for professionals main footer ad