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秋の全国交通安全運動で熊本の高校生がDJポリスになり交通安全を呼びかけ

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秋の全国交通安全運動で熊本の高校生がDJポリスになり交通安全を呼びかけ

9月25日朝、熊本県大津町のJR肥後大津駅前の交差点に熊本県では初の高校生による「DJポリス」が登場。約1時間、地元の県立翔陽高3年生5人が警察車両の車の上でマイクを握り「ドライバーの皆さん、車間距離を空けてください。密ですよ」「抱っこより深い愛情、チャイルドシートの使用を」などと呼び掛けた。

 

これは、秋の全国交通安全運動の一環として行われたもの。例年は県警大津署が街頭でリーフレットを配布して安全運転を呼び掛けているが、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、高校の協力を得て、距離を取りながら多くの人に啓発できるDJポリスのスタイルにした。

 

DJポリスは大規模イベントの雑踏警備で、事故が起きないように通行人を誘導するために始まった。東京の繁華街にてスポーツ観戦などで盛り上がった若者に安全を呼びかける警視庁の取り組みで注目された。熊本県警では初の試み。(毎日新聞)

 

29日には、山梨県南甲府警察署が「反射板普及キャンペーン」を行い、県警のシンボルマスコットの「ふじ君」が地元高校を訪れ生徒に反射板を配布、新潟県加茂市と田上町では、交通事故「なし」にかけてドライバーに梨をプレゼント、岐阜県各務原市では、警察官や地元の交通安全協会の関係者らが、アップルジュースをドライバーに配るなどして、全国各地で交通安全の呼びかけが行われた。

 

警察庁の発表では、令和2年秋の全国交通安全運動期間中(9月21日〜30日)の交通事故による死者は87人。前年同期(令和元年9月21日〜30日)と比べ2人減少した。

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