セキュリティ

日本製にこだわり監視カメラ用ハウジングを提供|SECURITY SHOW 2021

セキュリティ警備業
株式会社エーエスシー

 日本製にこだわって監視カメラ用ハウジングを提供する株式会社エーエスシー(東京、代表取締役:田子和明)。屋外に設置されたカメラを雨水や塵、強風などから守る製品に特化して製造・販売し約30年の実績を誇る。大きな特徴は、屋外用に比べてあまり高くない屋内用の監視カメラを屋外仕様にできることだ。

ワイパー付きドーム

駐車場や建物の出入りの管理のほか、海沿いの施設での海岸状況の監視に使われることが多く、耐塩仕様であることも強味の一つ。カメラの視界を守る透明のドームに衝撃に強い3mmのポリカーボネイトを使った「タフドーム」という製品があるが、同社セキュリティーシステム事業本部の野口淳・部長は「一言でいえば防弾仕様です。22口径くらいの銃弾は防ぎます」と話す。

 ドームに雨水などをぬぐい取るワイパーが装着されたものや、「ボールドーム」という新製品では水平面から30度まで上方監視ができるようにもなるという。製品はすべて日本製。野口部長によると、かつては海外で委託製造していたが、納入される製品の質が安定せず、日本で調達することにした。「ここにはこだわっていますよ」と野口部長。信頼性を武器に、屋外カメラメーカーにもハウジングを卸しているそうだ。

(阿部 治樹)

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