セキュリティ関連

太陽光パネルの洗浄機「PVクリーナー」を全国展開 | ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2021

セキュリティ関連ビルメンテナンス
太陽光パネルの洗浄機「PVクリーナー」を全国展開 | ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2021

PV Japan 株式会社

 太陽光発電所が各地に造られているなか、保守メンテナンスの必要性も高まっている。そこにチャンスがあると「洗浄ビジネス」を提案しているのが「PV Japan 株式会社」(大阪市東淀川区、龍野明美代表取締役社長)だ。同社のホームページによると、洗浄容量は全国で1328.03MW(2020年4月現在)あり実績第1位だという。

 その根幹を担うのは、同社が独自に開発した洗浄機「PVクリーナー」。発電パネルの上を移動しながら洗剤を使わずブラシで水洗いしていく装置で太陽光パネル保守装置として特許も受けている。会場で説明をしていた同社営業グループの青尾茂樹さんによると、パネル1枚(約1m×約2m)につき必要な水は約1ℓですみ、無線リモコンで操作する人と、装置の洗浄箇所への乗せ換えを手伝う人の2人いれば十分だという。洗浄機は洗浄ユニットの組み合わせ式で標準セットは4ユニット連結で幅0.5m、長さ約4.2m、重さ約65kg。充電式で約5時間稼働できる。高圧送水機、純水器、水中ポンプ、200ℓタンク、発電機の付属品があり1セット950万円(税抜き)。

 これを導入すると、例えばPV Japanからはパネル1枚当たり80円で洗浄の仕事を依頼した場合30MW規模で960万円の売上となり、直接受注も合わせて1~2年で投資回収は可能だとしている。製品やパッケージなどについての詳細は同社ホームページ(太陽光パネル、太陽光発電の洗浄機「PVcleaner」 (pvjapan.jp))で。

(阿部 治樹)

Security News for professionals main center ad
Security News for professionals main footer ad