株式会社ビジネス・サポート外国人の雇用を視野に警備業本格参入
警備員教育教材の開発・制作を専門としてきた(株)ビジネス・サポート(代表取締役野村晶三)が警備業に本格参入する。
(株)ビジネス・サポートは、設立から一貫して警備員教育教材を主に開発・制作・販売をしてきた。そのノウハウを活用して独自の警備員育成プランを導入しながら警備員のステータスを向上させ、当面の目標である「警備員収入倍増プラン実現」を目指す。
特に、交通誘導警備業務は慢性的な人手不足が続いている現状の根本的な要因は、警備員の収入と福利厚生状況にあるということを前提に、その要因を克服するためには、交通誘導警備業務の利便性に付加価値を付けて有用性を高め、警備員収入倍増プランを実現させることが不可欠であり、また、人口減少の日本で安定的に人材を確保するためには、国外から人材を確保することが必要である。
そして、その確保された賃金等をベースに、これまで培った東南アジアの人材育成事業者との協働事業によって、国外の優秀な警備人材を日本へ流通させながら、その人材を育成して活用し、警備プランナーとして母国へ帰還させることである。その目的は、日本独特の交通誘導警備業務を母国に定着させることができれば、その交通誘導警備業務が日本と同様に安全産業として母国の交通事故防止や新たな経済発展へ寄与することとなる。
野村社長は「簡単ではないが、全国警備業協会が成長戦略の一つとしている外国人雇用に大きな期待をしつつ、私個人としてこれまで特定技能制度を警備業へ導入するために培ってきたノウハウを生かし、アジア諸国で人口の豊富な国と不足する国との間で人の循環が人材の育成・活用の原動力となれば、係る諸国の文化の交流にもなり、様々な物の流通の活性化をもたらすとともに、交通誘導警備業務の有用性は国内外に認識されることとなる。
それがさらなる人材の確保へとつながるものと確信し、単に警備業を営むのではなく、警備業界の若者が将来の警備業へ更なる夢を描けるような環境作りに貢献できるよう、警備業へ本格参入する。」という。