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施設をウイルスから守る殺菌ロボット

施設をウイルスから守る殺菌ロボット

国内外において、紫外線UV-C照射が新型コロナウイルスの不活性化に有効であるとの結果報告を受け、サービスロボットを開発する株式会社スマートロボティクス(本社:東京都千代田区 代表:高田進一郎)では、神奈川県「新型コロナウイルス感染症神奈川県対策本部」の協力を得て、新型コロナウイルス感染症の軽症者等の宿泊療養施設にて「殺菌ロボット」の実証実験を行った。

 

実証実験が行われたのは6月22日。施設内の新型コロナウイルス軽症者受付、食事配膳場所、個人防護具脱衣エリアにてロボットを走行させ(新型コロナウイルス感染症神奈川県対策本部の指導・管理のもとに実施)UV-C照射、UV-C照射前後の殺菌効果が確かめられた。

 

UV-Cの照射については、様々な細菌において不活性化の有効性が認められている一方で、直接人体に照射すると目の痛みや皮膚の炎症を起こす原因となることから、ロボットの稼働は人の目で安全に確認しながら操作できるように遠隔操作を採用。「人が近くにいないか」「目指す場所に的確にUV-C照射が実行されているか」等、ロボットの動きを操作画面上で常時確認しながら、別フロアにて専用コントローラーによる操作で行われた。

 

念入りに殺菌したいポイント(エレベーター開閉ボタン、受付の受話器周辺、食事配膳用の机の上)は、ロボットを停止させて3分間照射を実施。UV-C照射前後の拭き取り検査は、食品取り扱い現場や医療現場の衛生検査にも使用されている測定器を使用して行われた。その結果、照射後の測定値はマイナス59%〜83%の改善がみられ、UV-C照射の殺菌効果を確認することができた。

 

※今回の調査は「新型コロナウイルス」の不活性化(殺菌効果)を測定したものではありません。

 

現在、医療機関や教育機関、宿泊施設等からの相談があり、導入に向けたテスト準備が進められている。初期導入コストがかからず、導入したその日から稼働させることができ、走行ルートや時間帯、紫外線UV-Cが人体に与える影響の理解が浸透すれば、自律走行に切り替えることを推奨しているという。

 

【スペック概要】

本体サイズ :410mm × 520mm × 1720mm
重量    :約57kg(本体バッテリーを除く)
走行速度  :最高速度 1.4m/s
連続稼働時間:走行8時間(4スロット分用いた場面)

充電時間  :約1.5時間(2スロット充電器2台使用時)

波長    :254nm(UV-C波長)
照射可能範囲:左右180度

※操作用のPCが必要。カメラ内蔵ではない場合は、外部取付カメラが必要。PCまたはスマートフォンに専用コントローラーを接続して操作が可能。通信環境はインターネット環境またはLTEエリア内。

 

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