コロナ禍の需要に応えるオンライン検査サービス|SECURITY SHOW 2021
コロナ禍のセキュリティショーにピッタリはまった、と言うのは不謹慎だろうか。感染症に特化したオンライン医療事業を行う株式会社MASAI MEDICAL(大阪市西区、代表取締役:梅原淳)が並べたのは、3種類の検査サービスだ。
新型コロナウイルス感染症に「いま感染しているか」が分かるオンラインPCR検査が「MedLab」(メドラボ)だ。自宅で唾液を採取して送ると1~3営業日で専用マイページに検査結果が知らされる。検体採取キット、医師によるオンライン診察、webマイページの利用、データでの陰性証明書の発行がセットになって14,900円+税。陰性証明書は海外渡航目的に使える公的なものでマイページからダウンロードできるという。15分で分かる抗原検査というのが「MedQuick」(メドクイック)。自分で結果を見る抗原検査キットと医師によるオンライン診察、マイページ利用がセットになって4,900円+税。陽性なら保健所への連絡もするという。こちらも「いま感染しているか」の検査だ。「過去に感染したことがあるか」を調べるのが抗体検査の「Checkmed」。セルフチェックツールで15分あれば自宅で抗体の有無が調べられる。医師のオンライン健康相談1カ月も組み込まれて4,900円+税だ。
同社法人企画の鈴木絢伍さんは「日本初のサービスで現在、1,000社以上の企業で利用していただいています。芸能イベントでのサポートもしました」と手ごたえを語った。
(阿部 治樹)