【警備業関係用語】1月⑭ 巡回業務・緊急避難・低気圧・窒息法
~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~
各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。
1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。
巡回業務(じゅんかいぎょうむ)
警備計画書、警備指令書等に基づいて、指定区域内を五感を働かせながら回り、警備業務対象施設における盗難、火災等の防止を図り、及び事故等が発生した場合における早期発見によって、被害の拡大を防止する施設警備業務の主業務の一形態のこと。
緊急避難(きんきゅうひなん)
刑法上規定してある違法性阻却事由の一つのこと。自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為は、これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り、罰しない。ただし、その程度を超えた行為は、情状により、その刑を減刑し、又は免除することができる。規定は、業務上特別の義務がある者には適用されない。
低気圧(ていきあつ)
周囲よりも気圧が低い部分こと。また、天気図上では、閉じた等圧線に囲まれた楕円形又は円形の低圧域を指す。周囲から風が吹き込み、吹き込んだ空気は上昇気流となるため、一般に天気が悪い。
窒息法(ちっそくほう)
燃焼している所への酸素(空気)の供給を遮断して消火する方法のこと。ろうそくにコップをかぶせると火が消えるのは、燃焼するのに必要な酸素がなくなるからである。