【警備業関係用語】1月⑪ 不審車両・精神病者・東海地震・粉末消火剤

~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~
各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。
1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。
不審車両(ふしんしゃりょう)
疑わしく思う車両のこと。又は疑わしく思える車両のこと。
警備業務では、➀スイッチとエンジンが直結してある車両や、窓ガラス、ドアの鍵等が破壊されている車両、②車体が破損していたり、血こんが付着していたり、車内が著しく乱れている車両、③防犯灯、その他前照灯などを点滅し、あるいはクラクションを異常に連続吹鳴している車両、④不自然な積載物がある車両、⑤無謀、危険な運転、無灯火など不自然な車両などである。
精神病者(せいしんびょうしゃ)
精神の病的な状態の総称のこと。外傷・疾病などによる外因性のものと、遺伝・体質などによる内因性のものとがある。統合失調症・躁鬱(そううつ)病など。
東海地震(とうかいじしん)
東海地方で近い将来発生する可能性が高いとされる大地震のこと。駿河湾から西北西にもぐり込むフィリピン海プレートに引きずり込まれている、陸地側プレートの跳ね返りにより発生するとされている。大規模地震特別措置法の対象となっている。
粉末消火剤(ふんまつしょうかざい)
炭酸水素ナトリウム、リン酸アンモニウム等を粉末とし、その表面に耐吸湿性、流動性の特別処理をした消火剤のことで、ドライケミカルともいう。その消火作用は、化学的消火による。