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安全な距離を保って不審者や害獣を捕獲する遠隔拘束具

セキュリティ警備業
安全な距離を保って不審者や害獣を捕獲する遠隔拘束具

エイコラボ株式会社(住所:東京都渋谷区)では、武器や刃物を持った不審者や、住宅地に迷い込んだ猪や熊、鹿といった野生動物に対し、安全な距離を保ちながら捕獲できるアメリカ製の遠隔拘束具「BolaWrap」の提案をしていました。

 

これは、捕獲対象者・動物から3〜8メートルの距離をとり、先端にアンカーとフックが付いた全長2.4メートルのデザー(縄)を秒速(156m/s)で放出して手足などを拘束するというもの。対象者や動物には痛みを与えることなく、身動きを封じて捕獲をアシストできるといいます。

 

ポケットに収まるハンディタイプで仕組みもシンプル。操作に特殊なトレーニングの必要もなく、ニューノーマルな遠隔拘束具としての活用を見込んでいるとのこと。当面は警察や自衛隊で使用されることを見込んでおり、将来的には警備業などでも利用されることを目指しているとか。刺股(さすまた)に代わる、新たな捕具として期待できそうです。

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