～「神さまの声」を商品に～暮らしに便利、快適、安心をカタチにするSANKO | ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2021

セキュリティニュース2021/11/26セキュリティ関連ビルメンテナンス

　家庭内のトイレはもちろんのこと、特に外出先で利用する施設のトイレはキレイであればあるほど利用者に快適さと安心感を与えることができます。特に、乳幼児のお子様を連れての外出であれば、子供のことを考え、臭わない、清潔なトイレを選びたくなるものです。そんな施設のトイレをキレイに保つには、掃除ロボット技術が進歩した時代ではありますが、人による、つまりプロの清掃員による日々の清掃が不可欠です。そして、限られた時間内に床や便器、洗面台等をキレイに仕上げるためには、清掃員が使いやすく、短時間でキレイに仕上げることのできる道具も不可欠です。

　このたび、ビルメンヒューマンフェア＆クリーンEXPO2021に出展した「株式会社サンコー（SANKO）」（本社；和歌山県海南市大野中715　代表取締役　角谷(かくたに) 太基(ふとき)）のブースでは、独自で開発し、国内にある自社工場で製造・販売している“Made in Japan”のトイレ清掃用具の新商品の紹介やその実演が行われていました。

　SANKOは、1962（昭和37）年の創業以来、経営理念である「人の心に貯金する」を軸として、社名の由来どおり「三つの幸せ」、すなわち「お客様、協力会社さま、同社の三社」が共に栄えることを念頭に事業を営んでいる企業です。人が困っていることを解決するために新しいモノを作ってきた同社は、例えば、今ではどこでも販売している「扇風機カバー」を発明した会社です。子供が興味本位で扇風機に指を入れて怪我をしないよう、また、それによる親の心配を軽減できるようにするため開発し、当時のヒット商品となったそうです。そのほか、洋式トイレが普及しはじめたころの時代、便座にはめ込む便座カバーを開発したそうですが、当時は時代に先行しすぎて売れ行きは伸び悩んでいたとか。しかし、現在に至っては多くの家庭でも使用している生活用品となっています。さらに、便座カバーを取り換えることが難しくなった高齢者でも、瞬時に新しいものと交換できる「便座シート」の開発に乗り出して商品化しました。

　このように、商品開発においては、常に使う人の立場になって新商品を開発し続ける同社は、主に一般家庭向けの商品を販売していたそうで、それら商品に同封してあるアンケートによって「神さまの声（お客様の声）」を集め、新たな商品開発に取り組んでいるそうです。モノづくりの原点、そして情熱が伝わってきます（同社ホームページでより詳しい情報が得られます。）。なお、そのような蓄積されたノウハウを生かし、４年ほど前から業務用商品の開発へと事業の拡大を図っているそうです。
　このようなエピソードを踏まえ、展示された商品のいくつかを紹介します。

①　びっくりトイレクリーナー
　　独自の技術で開発した繊維は、水だけで汚れを落とすことも可能（油性マジックを水だけで落とす写真をご覧ください。）なもので、これを毛タイプで丸い形状にして柄の先に取り付けたものとなっています。柄の部分については、清掃の際に力が入りやすく、また、バケツ等に入れてもかさばることのないよう、短めでしっかりとしたつくりになっています。なお、毛タイプで丸い形状であるメリットは、１）便器のふち裏にフィットし、２）水溜りの穴にフィット（水抜きが可能）、３）水がはねないことです。