セキュリティ

施設のテロ対策、企業のガバナンスを強化する自動検知器|SECURITY SHOW 2021

セキュリティ警備業
施設のテロ対策、企業のガバナンスを強化する自動検知器

今回が初出展となる帝国繊維株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:白岩強)。「社会の安全、生活文化の向上に貢献する企業」を基本理念とし、近年は防災事業にも力を入れている。地下鉄サリン事件で国内のテロ対策が強化されたことで、テロを重視した防犯対策製品を扱うようになり、主に海外で開発された製品を輸入し販売を行っている。

Human-Securitey-Radar

ボディスキャナQPS201
ボディスキャナQPS201

昨今はコロナ禍の影響からテレワークが促進され、社内から外部へのデータ持ち出しなどを懸念する企業が増えている。テロ対策のみならず、そうした企業のリスクを解消してくれる検知器も含め2製品をピックアップ。ひとつめは金属やプラスチック・セラミック製の凶器や爆発物、液体・ジェルなどの可燃物、粉末や紙幣等の持ち込み、持ち出しを検知する「ボディスキャナQPS201」。空港の検査機器としてECAC 認証(Std1/2)を取得しており、対象者がパネル内に静止した状態で約1秒立つだけで自動検知し約4秒で結果をアバターで表示する。2つ目は、人の流れを止めることなく複数人をリアルタイムで自動検知する「Human Security Radar」。人の流れを止めてカバンの中身を調べることなく、自動で遠隔検査することができる。

帝国繊維防災開発部は、テロ対策のみならず社内のセキュリティ、ガバナンスを強化したいと考える民間企業にも検知器の導入を積極的に検討してもらいたいという。



(藤原 広栄)

Security News for professionals main center ad
Security News for professionals main footer ad