大型台風・ゲリラ豪雨の浸水対策に｜SECURITY SHOW 2021

創業昭和４０年の老舗金型メーカーのKTX株式会社（愛知県江南市、代表取締役：野田太一）が真剣に考えた「止水版」。

ゲリラ豪雨が毎年のようにニュースになる昨今、短時間での雨量は凄まじく被害が伴うケースが多くなっています。また、都市部においては内水氾濫（中小河川の逆流により排水できなくなり、住宅地や商業地でマンホールなどから水が大量に溢れ出る現象）があります。

金融機関や公共施設など社会インフラの２次被害を減少させることを目的として止水版「スーパー止水番２」を展示しています。

KTX株式会社のみ提供している商品が「スーパー止水番２」つっぱりタイプ、サイド支柱・三方枠タイプ、マグネットタイプ、３つのラインナップの中でマグネットタイプとなります。既存の建物の意匠を損なわずに工事と言えるような手間はかからずに設置が可能となっています。例えば自動ドアの既存の枠に設置ができることも大きな強みです。導入が簡単なだけではなく、いざという時には、非常に短時間で設置が可能となっています。例えば土嚢を積んでいく作業は有効ですが、時間もかかり、人手も必要となります。同ブースでは女性の方がマグネットタイプの止水番を取り外し・設置をしていました。実際にその重さや磁力の強さを体験するには非常に良い機会となっています。

（井口　憲作）