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埼玉県警備業協会・業界初の協会非会員対象「オールフリー研修会」開催

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埼玉県警備業協会・業界初の協会非会員対象「オールフリー研修会」開催

(一社)埼玉県警備業協会(山崎守会長)は、10月25日、警備業界では初めて、協会非加盟員を対象に「オールフリー研修会」として、改正警備業法施行規則等への適正な対応を行うべき研修会を開催した。集まった非協会加盟員は、午前と午後の2回の研修会に35社40人が参加した。研修会の料金は、研修会費3,000円、個別相談費2,000円で行われ、研修会を担当した講師は、協会が委嘱している特別講習講師が実施した(警備保障タイムス第253号)。

 これを契機に非加盟員企業が加盟員となるためが狙いと開催側はいわれるものの、それ以上に実施効果は大きい。
警備業界は、50人未満の業者が全体の75パーセントを占めているため、企業の財政力、警備業務の実施の適正を図るための人材の育成力や業務推進の組織力等は脆弱である。そのような中で、このような研修会を通じて、警備業法の理解をより深め、法を順守して備業務の適正な実施に努めることは、埼玉県警備業界のイメージアップと県民の安全安心に寄与することとなり、警備業への県民の信頼はより高くなることは確実である。是非、全国の都道府県警備業協会や関係する団体を通じて実施の輪を広げ、警備業全体の底上げによって、防犯効果を一層高め警備業の社会的使命を治安情勢へ反映していただきたい。
 

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