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全国警備業協会へ、新型コロナウイルス対策協力依頼

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全国警備業協会へ、新型コロナウイルス対策協力依頼

警察庁生活安全局生活安全企画課長から全国警備業協会中山泰男会長へ新型ウイルス感染症の発生を踏まえた職場環境の整備について協力依頼が2月20日あった。

警察庁生活安全局生活安全企画課長から全国警備業協会山泰男会長宛てに「新型ウイルス感染症の発生を踏まえた職場環境の整備について」としたみだしの件について、協力要請が文書であった。これを受け、全国警備業協会は、各都道府県協会へその協力要請文書を添付の上管内加盟員に対策を周知徹底の協力依頼文書を送付した。

生活安全企画課長からの依頼内容は、以下のとおり。

新型ウイルス感染症の発生を踏まえた職場環境の整備について
 新型コロナウイルス感染症に関しては、我が国でも感染者が確認されているところですが、令和2年2月17日、厚生労働省から、新型コロナウイルス感染症について、誰がどのような場合に相談・受診するかの目安を示した別添「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安」(以下「相談・受診の目安」という。)がとりまとめられました。
相談・受診の目安の中では、「発熱等の風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控える」とされており、そのためには職場における理解が必要であり、職員が休みやすい環境の整備が重要と考えられます。
つきましては、貴団体及び構成員におかれましても、感染予防のための手洗いや咳エチケットなど、通常の季節性インフルエンザと同様の予防策を励行するほか、本趣旨を踏まえた環境の整備を進めていただくとともに、感染拡大防止のため有効な対策と考えられる職場におけるテレワークや時差出勤の積極的な活用等について、特段の配慮をお願いします。 また、従業員の方々が発熱等の風邪症状があった場合に備え、相談・受診の目安を合わせて周知いただきますようお願いします。

 

新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安
1.相談・受診の前に心がけていただきたいこと
〇 発熱等の風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控える。
〇 発熱等の風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録しておく。

2.帰国者・接触者相談センターに御相談いただく目安
〇 以下のいずれかに該当する方は、帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
・ 風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方
(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です。)
・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方
〇 なお、以下のような方は重症化しやすいため、この状態が2日程度続く場合には、帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
・ 高齢者
・ 糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)の基礎疾患がある方や透析を受けている方
・免疫抑制剤や抗がん剤を用いている方
(妊婦の方へ)
妊婦の方については、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めに帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
(お子様をお持ちの方)
小児については、現時点で重症化しやすいとの報告はなく、新型コロナウイルス感染症については、目安どおりの対応をお願します。
〇 なお、現時点では、新型コロナウイス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況にあり、インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等に御相談ください。

3.相談後、医療機関にかかるときのお願い
〇 帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してくださ
い。複数の医療機関を受診することはお控えください。
〇 医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。

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