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全国ビルメンテナンス協会特定技能1号判断試験を実施

全国ビルメンテナンス協会特定技能1号判断試験を実施

 全国ビルメンテナンス協会は、国内5地区で特定技能1号評価試験に「判断試験」を導入する。
 「特定技能1号」は、人材不足が顕著な分野において一定の要件を満たす外国人に残留資格を認める新たな制度である。特定技能1号による在留資格を取得するためには、技能実習2号を修了するか日本語試験及び技能試験の合格が要件となっている。
 今回当該協会が導入する評価試験(ビルクリーニング分野)は、国内での試験であり、17歳以上の中長期在留者又は過去に中長期在留者として日本に在留経験がある者が象者となる。
 試験の方法は、日本語で写真やイラストにより判断する「判断試験(配点40点)」と実技による「作業試験(配点60点)」の合計100点満点で行われる。判断試験は択一17問(制限時間20分)。作業試験の課題は、①床の定期清掃作業、②ガラス面の定期洗浄作業、③洋式大便器の日常作業、これらの全てを12分以内に実施し、10分を超過した場合には減点となる。判断試験と作業試験のそれぞれ60パーセント以上が合格基準となる。
 受験案内は、9月9日から配布され、受験申請受付けは9月24日から10月15日、試験日は、11月1日から12月6日、東京、愛知、大阪、広島、福岡で実施される。受験手数料は2,000円、合格証明書の発行手数料は、13,000円(お問い合わせは、全国ビルメンテナンス協会03-3805-7560)(ビル新聞第1884号)

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