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ロボット技術が物流や介護などさまざまな業種に波及

セキュリティ警備業
ロボット技術が物流や介護などさまざまな業種に波及

近年、ロボット技術がさまざまな業種に波及し、人に代わって専門業務を担うべく開発が進められ、実証実験が実施されている。

また、ロボット技術に自動運転技術を付加した新たなロボットが警備業において実用化に向け具体的な警備業務にシフト化されている。警備ロボットは、ここにきて、開発や実証が急速に進められており、空港や商業ビルの至るところで警備ロボットを見かける機会が増えてきた。

すでに、成田空港では、人に代わって警備ロボット(写真セコムロボットX2)が往来する人を避けながら巡回をしており、人手不足が叫ばれている警備業の救世主となるのが目の前に来ている。

東京都においては、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、同大会が史上最もイノベーティブ(革新的かつ刷新的)な大会にするために警備業務を含めたサービス実証ロボットの実証実験を近日行う。
警備業においては、警備員の負担を軽減するための警備ロボットや災害時の避難誘導等の業務を行うロボットなどの最先端テクノロジーショーケーシング事業(Tokyo Robt Collection)を行っている。
これらの事業は、新しい社会実装モデルをショーケース化することで東京の技術力を国の内外に発信することを目的としている。
この事業は、都の課題解消に資するロボットを公募し、外部有識者による審査によってロボットを選定して各実証フィールドにおいて実証実験を実施する。そして、その実証実験結果をもとに、導入効果や有用性等の、社会実装の課題等を検証し、先進的な取組みを国の内外に広報していく事業計画である。

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