セキュリティ

【警備業関係用語】9月⑧ 原子炉・省令・不活性ガス消火設備・マイオトロン

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警備業関係用語

~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~

各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。

1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。


 

原子炉(げんしろ)

核分裂の連鎖反応を制御しながら継続させる装置のこと。連鎖反応を起こす中性子の速度、燃料の種類と形態、冷却・減速の方法などさまざまな観点から分類される。原子核研究・材料試験・発電・推進機関・アイソトープ生産・医療などに利用される。


 

省令(しょうれい)

各省大臣が、主任の事務について発する命令(執行命令と委任命令)のことで、「執行命令」とは、法律の規定を執行するために必要な細則を定める施行令及び施行規則などのこと。また、「委任命令」とは、法律の委任に基づいて発せられる政令・省令などのこと。


 

不活性ガス消火設備(ふかっせいがすしょうかせつび)

区画内部の酸素濃度を14パーセント程度に減少させることによって希釈窒素効果を利用し、消火する設備のこと。不活性ガス(二酸化炭素、その他の不活性ガス)設備には、全域放出方式、局所放出方式、移動式の3種類がある。


 

マイオトロン(まいおとろん)

相手の体にスイッチを入れた状態で数秒押し付けて、身体機能を一時不能にする機器のことで、パルスウェーブといわれるものを用い人間の脳内にあるモーターコーデックス(運動皮質)とハイパサラマス(間脳の一部である視床下部)からの脳波を遮ることで身体機能を不能にする機器のこと。運動神経と筋肉の働き、神経系統を混乱させることによって人体の力を消失させて自力で立っていることすらできなくなる。さらに、「吐き気」、「むかつき」等の効果をもたらすため、直ちに反撃をされることができなくなる。ただし、呼吸器系をコントロールする付随筋には影響を及ぼさないため、スタンガンほどの危険性は無く、相手に重症を負わせることも少ない。


 

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