セキュリティ

【警備業関係用語】5月⑫ 路側帯・自救行為・炭疽菌・フレアサイン

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警備業関係用語

~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~

各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。

1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。


 

路側帯(ろそくたい)

歩行者の通行の用に供し、又は車道の効用を保つため、歩道の設けられていない道路又は道路の歩道の設けられていない側の路端寄りに設けられた帯状の道路の部分で、道路標示によって区画されたもののこと(道路交通法第2条第1項第3号の4)。


 

自救行為(じきゅうこうい)

権利を侵害された者が、これを回復・保全するため官憲の救助を求める余裕がない場合、法定の手続によらず自ら相当な手段で権利の回復・保全をする行為のこと。自救行為を広く認めると法秩序を乱すおそれがあることから、判例は否定的な態度をとっているが、厳格な要件のもとで、これを認めるべきだとする説が有力である。その要件としては、緊急性、法益権衡性、補充の原則の充足が必要とされる。


 

炭疽菌(たんそきん)

生物剤の1つ。炭疽菌の感染経路は、皮膚から吸収して感染する経路、呼吸器を経て感染する気管支肺炎様症状のもの、消化器を経て激しい腹痛と下痢を伴う経路がある。2001年の米国内における炭疽菌郵送事件では、11人が炭疽菌芽胞(耐久性の高い休眠状態の炭疽菌)を吸引し、そのうちの5人が死亡した。また、別の11人が炭疽菌を皮膚から吸入し、致命的ではない皮膚炭疽を発症した。人から人には感染しない。


 

フレアサイン(ふれあさいん)

発炎筒のこと。発煙筒と異なり、煙だけでなく炎がでる。


 

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