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【警備業関係用語】11月⑨ ソフト・アイ・介護保険・公共事業予算・消防設備士

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警備業関係用語

~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~

各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。

1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。


 

ソフト・アイ(そふと・あい)

真偽を見る眼の力のこと。
[補足]パフォーマンスを高める条件としてはハード・アイが基本となるが、他に「真偽を見る眼の力」(ソフト・アイ)が大きく関係する。
我々の生活している自然、社会には人の目に見える世界と人の目に見えない世界がある。これを心理学では、自分がその場をどう認知したかによって意思決定をして行動する世界を行動的環境場面と呼び、これと反対に自分が認識することのできない世界を物理的環境場面という。人は常にこの二つの環境場面の中で行動している。
例として、昼間は空を見上げても星はほとんど見えない。しかし、実際は、宇宙には多くの星がある。つまり、自分が認識している世界と実際の世界とは異なっており、目に見えないことでも正しいことが多くあるということである。
実際、囲碁や将棋のプロ棋士とアマチュア棋士の見る目が違うように技量によって真実を見る眼には大きな格差がある。すなわち、プロと呼ばれる人は的確に物の確信をつかむ眼を持っており、真実を見る眼の力の度合いがパフォーマンスのレベルの高さを意味することになる。「情報の認知度」によって「反応の仕方」に大きな差が生じ、アマチュアより優れている大きな要因の一つであるといえる。


 

介護保険(かいごほけん)

痴呆や寝たきりなどで介護が必要な高齢者について、これまで主に家族が介護を担ってきたものを、社会保険の仕組みによって社会全体で支える制度のこと。2000年(平成12年)4月から始まった。


 

公共事業予算(こうきょうじぎょうよさん)

行政主体又は私人によって行われる公共の利益を目的とする事業に費やされる金額の見積もりのこと。1会計年度における国又は地方公共団体の歳入及び歳出の見積もりで、国会又は議会の承認を経て成立する。


 

消防設備士(しょうぼうせつびし)

建物の用途、規模、収容人員に応じて設置された消防用設備等の工事、整備、点検を行える者で、消防関係の国家資格の1つ。甲種消防設備士は、当該消防設備の工事、整備、点検ができ、乙種消防設備士は、整備、点検ができる。免状交付後2年以内に、その後は5年以内ごとに、都道府県知事の行う講習の受講義務がある(消防法施行規則第33条の3、同第33条の17)。


 

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