セキュリティ

羽田空港第1・第2ターミナル駅で放置物をAIが自動検知するシステムの実証実験開始

羽田空港第1・第2ターミナル駅で放置物をAIが自動検知するシステムの実証実験開始

国際線の発着枠が増加し、インバウンドの受け入れ態勢が進む羽田空港。その玄関口となる京浜急行「羽田空港第1・第2ターミナル駅」では、テロ防止対策として防災・防犯カメラの設置、京急電鉄職員や警備員による駅の巡回、ポスターや構内放送で利用客への注意喚起が行われている。

京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区 社長:原田一之)では、さらに安全対策を強化するため、放置された物を人工知能(AI)で検知するシステム(アイテック阪急阪神株式会社製)を8月8日から導入し実証実験を開始する。

このシステムは、防犯カメラがさまざまな角度から撮影した映像をもとに、AIが形状や放置された時間などを読み取って放置物か否かを判断。放置物だと検知すると自動的に駅事務室に警報が発せられ、必要に応じて駅係員や警備員が駆けつけて不審物かどうかを確認。危険物であれば警察に通報される。また、置き去り時の映像を調べることで、人物の確認もできるという。

 

「実証実験は駅の営業時間帯に、駅員が把握したうえで構内の数カ所に物を置いて行われ、電車の運行などに支障がなければ今後も検証が続けられる予定です」(京浜急行電鉄・広報)。

駅員や警備員の人の目による監視だけでなく、防犯カメラと連動したAIの監視が加わることで、より安心・安全が高められると期待されている。今後は他の駅への導入も視野に入れ、実証実験を行いながら精度を高めていくことになる。

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