全国初の条例『歩きながらのスマホ禁止(神奈川県大和市)』
2020/5/28一般
大和市(神奈川県)は、道路など公共の場での「歩きスマホ」を禁じる条例案を6月市議会に提案すると発表した。
同市は7月1日の施行を目指し歩きスマホに特化した全国初の「歩きスマホ禁止」の条例案を定例議会に提出するという。
条例案では、市内の道路や駅前広場、公園など屋外の公共の場所スマートホン等を操作するときは、「他の歩行者や車両の妨げにならない場所で、立ち止まった状態で行わなければならない」と規定しているが罰則規定はない(朝日新聞2020.5.28)。
歩きスマホをめぐっては、スマートホン等を操作しながら歩行中に、他の歩行者とぶつかってケガをしたり、歩行者用信号が赤になっているのを見落として事故に遭ったりする危険性が指摘されてきたことから、京都府では「京都府交通安全基本条例」中に歩きスマホ禁止する条項がある。しかし、歩きスマホに特化した禁止条例は、大和市が全国初である。
公道上だけではなく、列車のホームや階段での歩行中に操作をしている人も少なく、これらの場所で転倒等をした場合、他人を巻き込み大きな事故になる。