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令和3年秋の全国交通安全運動は9月21日から30日まで実施

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令和3年秋の全国交通安全運動は9月21日から30日まで実施

 9月21日から30日(交通事故死ゼロを目指す日)までの10日間、秋の全国交通安全運動が実施される。今年の運動重点項目は①子供と高齢者をはじめとする歩行者の安全確保。②夕暮れと夜間の交通事故防止と歩行者保護等安全運転意識の向上。③自転車の安全確保と交通ルール遵守の徹底。④飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶。これに、重点地域では二輪車の交通事故防止が加わる。

 警察庁によると、本年8月末における交通事故死者数は、前年同期に比べて減少しているものの、7月は対前年同月比で39人、20.4%増加。10〜12月に発生する交通事故の特徴としては、7〜9月と比較すると17〜18時台における死者数が増加しており、特に日没後1時間は、自動車対横断中歩行者の事故が倍増。自動車対自転車事故についても自転車乗車中の死者・重症者が増加傾向にあるという。


グラフ出典:警察庁ウェブサイト(https://www.npa.go.jp/news/release/2021/R3akinoundou_koutsuujikobunseki.pdf

 交通安全運動期間中の警察における取組みとしては、①歩行者に対する反射材等の着用をはじめ、自らの安全を守るための交通行動についての指導啓発、通学時等における保護・誘導活動の強化。②自転車運転者に対する早めのライト点灯や歩行者の安全確保に向けた意識付け、歩行者保護に資する交通指導取締りの推進。③自転車利用者に対する交通ルール遵守の徹底に向けた指導啓発、悪質違反者の取締りと全ての利用者に対するヘルメット着用の推奨。④飲酒運転根絶に向けた指導取締りと国民の規範意識の確立、事業者への安全運転に関する使用者の義務等についての周知徹底。以上について、新型コロナウィルス感染症防止に配慮しつつ重点的に執り行う。

 警視庁公認交通安全サイト「TOKYO SAFETY ACTION」(https://www.safetyaction.tokyo)では、9月18日に交通ルールについて学ぶオンラインイベントが行われ、タレントの生見愛瑠さんが交通安全を呼びかけた。

 

(藤原 広栄)

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