一般

令和3年春の全国交通安全運動期間中の交通事故死亡者は56人

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令和3年春の全国交通安全運動期間中の交通事故死亡者は56人

 全国における交通事故による死亡者は56人(前年同期比−11.1パーセントで7人減少)で、最近10年では最も少なかった令和元年と同人数。年齢層別では、15歳以下が0人、16〜24歳が5人、25〜29歳が2人、30〜39歳が3人、40〜49歳が6人、50〜59歳が6人、60〜64歳が1人、65歳以上が33人。状態別では、自動車乗車中が20人(内シートベルト着用12人、非着用7人、不明1人)、自動二輪車・原付自転車乗車中が17人、自転車乗車中が7人、歩行中が12人。昼夜別では、昼が35人、夜が21人。本年度の累計死者数は713人(前年同期比−17.8パーセントで154人減少)となった。

 交通事故件数は8,619件(前年同期比+12.7パーセントで974件増加)、負傷者数は10,130人(前年同期比+11.3パーセントで1,031人増加)。都道府県別の交通事故発生状況は表の通り。死者数が0だったのは19県。今回の運動では子供と高齢者を始めとする歩行者の安全確保に重点が置かれたが、死亡者は減少したものの半数以上を高齢者が占める結果となった。 

出典:警察庁「令和3年春の全国交通安全運動期間中の交通事故発生状況」都道府県別交通事故発生状況 *単位未満は四捨五入してあるため、合計の数字と内訳の計が一致しない場合もある

(藤原 広栄)

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