ビルメンテナンス業の報告書を自動作成するクラウドサービス
ビルメンテナンス業務では、建築物の清掃・衛生管理・設備点検などの作業を行った際、「建物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づき、発注者から実施した作業の証明として写真報告書の提出が求められる。そのため、現場作業者は作業の合間に写真報告書用の撮影を行い、作業を終えた後に撮影した写真を整理し報告書作成などの作業が必要となり、現場作業者にかかる負担は軽くない。
株式会社ルクレ(所在地:東京都港区、代表取締役:有馬弘進)では、そんな報告書作成作業の負担を軽くする、クラウド写真報告書「ZENGO(ゼンゴ)」を開発。「ZENGOカメラ」(アプリ)で作業前後を撮影するだけで、クラウド上で写真報告書を自動作成。透かし表示で作業前写真と同一アングルで作業後の写真撮影ができるので、作業実態をより明確に記録。報告業務の省力化とあわせ、報告書の品質も向上する。
「ZENGO」の特徴をまとめると、①撮影計画を作成し、撮影漏れを防止する。②「ZENGOカメラ」(アプリ)により、作業前後写真を同一アングルで撮影可能。③撮影箇所名や撮影日などのコメントを報告書に自動反映できる。④スマートフォンだけで写真報告書を作成できる。⑤現場と事務所のリアルタイム連携で撮影と報告書作成を分業できる。
「ZENGO」料金プラン
※有料アカウントは、すべての機能が無制限で利用可能。
※年間契約。年額 ¥26,400(税込)
11月には、案件情報や契約IDを管理できる法人向けのプランをリリース予定。現場での作業状況を一括で管理できるので、より大規模な修繕・メンテナンス業務に対応できるようになる。また、報告書フォーマットをカスタマイズできるサービスを提供することで、発注元の様式にあわせた報告を「ZENGO」で実現できるようにする。