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ガソリンなどの着火を抑制する火災抑制剤放射器をALSOKが販売開始

ガソリンなどの着火を抑制する火災抑制剤放射器をALSOKが販売開始

2019年に京都で発生したアニメーションスタジオへの放火をはじめ、1980年の新宿西口バスターミナル放火、2001年の青森県の消費者金融強盗・放火など、国内では過去にも放火事件による多くの犠牲者が出ている。
その事件の多くに用いられたガソリンや灯油は、燃焼性が高く一度着火すると消化が難しく、多くの煙が発生するため避難をより困難にするのが特徴。燃焼性の高い燃料を使用した放火や火災から人命を守るには、火を消すだけでなく着火を抑制するということにも目を向けなくてはならない。

ALSOK(本社:東京都港区 社長:青山 幸恭)は、着火を抑制することで火災発生の未然防止、抑制を目的とした火災抑制剤放射器「クイックスプラッシャー」(日本ドライケミカル社製)の販売を8月24日から開始した。

従来の消化器は、火災が発生してから火を消すのが目的だが、火災発生の事前防止を目的として開発された「クイックスプラッシャー」は、車両火災、燃料の吹きこぼし、延焼防止などにより効果が発揮される。
ガソリンや灯油などを用いた想定外の作為的な火災に対する有効手段として、火をつけられる前に火災抑制剤を短時間で広範囲に噴射することで、着火の抑制、火勢の抑制、避難路の確保等につなげることができる。

2.5Lの火災抑制剤を瞬時(約1.8秒)に放射。1本でおよそ10㎡(6畳)の広さをカバーし、ガソリン等の蒸発を防ぐ。重さは消火器とほぼ同じ(約5kg)で、持ち運びが簡単。
同社では金融機関、公共交通機関、イベント施設、コンビニ、報道機関、官公庁舎などへの販売を想定している。

販売価格:33,000円(税別)

※クイックスプラッシャーは、国家検定品である「消火器」ではありません。火災の未然防止、抑制を目的にした「火災抑制剤放射器」です。

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