【警備業関係用語】7月⑬ 自動車列方式・法の支配・防火管理者制度・ガラリ
~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~
各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。
1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。
自動車列方式(じどうしゃれつほうしき)
伴走方式として確率されており、警備業務対象車両の前方(前方警備車)、後方(後方警備車)又は両方に位置して車列を組んで当たる警備方式のこと。この方式は、身辺警備業務の発展型であり、現在では、核燃料物質等危険物運搬警備業務や多額の貴重品を運搬する際に用いられている。
法の支配(ほうのしはい)
統治される側の人間だけでなく、統治する側の政治権力であっても法に従わなければならないとする原理のこと。人権の保障と権力の恣意的行使の抑制とを基本とし、全ての権力に対する法の優越性を認めるための原理としている。
防火管理者制度(ぼうかかんりしゃせいど)
一定規模以上の建物の管理について、権原を有する管理権原者に対して、防火管理を定めさせ、消防計画に基づいて防火管理上必要な業務を行わせようとする制度のこと(消防法第8条)。
ガラリ(がらり)
主として扉などに細巾の板を斜め羽重ね状にすき間をあけて取り付けたもののことで、自然換気を目的とした通風孔等を指す。