【警備業関係用語】5月⑩ 歩道・親族相盗・生物剤・発煙筒
~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~
各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。
1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。
歩道(ほどう)
歩行者の通行の用に供するために、縁石線又はさくその他これに類する工作物によって区画された道路の部分のことをいう(道路交通法第2条第1項第2号)。
親族相盗(しんぞくそうとう)
親族間の窃盗のこと。不動産略奪の罪については、国の介入によるよりも親族間の然るべき処分に委ねる方が望ましいという観点。配偶者、直系血族又は同居の親族との間では当該行為の罪又は未遂罪はその刑を免除され、それ以外の親族との間で犯した罪は、告訴がなければ公訴を提起することができない(刑法第244条第1項、第2項)。
生物剤(せいぶつざい)
ヒトに害を及ぼす細菌(炭疽菌、ペスト菌、コレラ菌、サルモネラ菌等)やウイルス(天然痘、エボラ出血熱、デング熱、日本脳炎、インフルエンザ等)などの病原体及びその産生する毒素(ボツリヌス菌、リシン、アフラトキシン等)等のこと。
発煙筒(はつえんとう)
発煙剤を筒に詰めたもので、煙を発生させて信号・煙幕などに使用するもののこと。