【警備業関係用語】1月⑨ 不審者・心神喪失・震源・強化液消火剤
~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~
各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。
1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。
不審者(ふしんしゃ)
疑わしく思う者のこと。又は疑わしく思える者のこと。
警備業務では、➀一般者の立ち入りを禁止している区域内においては、特定入場者又は利用者としての識別表示(社員章・来訪者パス等)のない者、②利用時間外、立入禁止又は制限区域内に許可なく立ち入る者、③指定された出入口以外から侵入しようとする者、④所持品検査を拒否する者、あるいは施設内への立ち入りを拒否しているにもかかわらず無理やり入ろうとする者のほか、長時間内部を窺っている者、許可なくカメラ等で撮影している者などの挙動不審者、衣服に血こんや異物の付着者、異臭を放つ者なども、不審者として警戒すべきである。
心神喪失(しんしんそうしつ)
精神病等によって、自分の行為の結果について判断する能力を全く欠いている状態のこと。心神耗弱よりも重い症状をいう。
震源(しんげん)
地震の際に、地球内部で最初に地震波を発生した地点のこと。また、地震波を発生する領域のことを「地震域」といい、地震の際にずれ動いた断層を囲む範囲と考えられる。そして、中央付近の地域を「震源地」という。
強化液消火剤(きょうかえきしょうかざい)
水に塩類を溶解して、消火剤としての水の性能改善を図ったものの総称のこと。