【警備業関係用語】⑩ 交通誘導・刑の執行の免除・異物の除去・ICカード
~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~
各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。
1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。
交通誘導(こうつうゆうどう)
公道において通行する人や車両等を、通行者(相手)の協力を得て行う誘導のこと。警備員が行う誘導や交通安全のために行う私人の誘導がそれに当たる。
刑の執行の免除(けいのしっこうのめんじょ)
特定の刑確定者に対して行われる恩赦の1つ。これによって直ちに刑の執行を免除され、刑執行終了の状態となる。執行猶予中の者及び執行を終了した者は対象とならない。病気等によって長期にわたり刑の執行を停止されている者に対して行われる場合が多いが、常時恩赦では、主として無期刑等の長期刑の仮釈放者に対して行われている。
異物の除去(いぶつのじょきょ)
異物(食物・嘔吐物・血液等)による気道閉塞があった場合、それを取り除く方法のことで、①背部叩打法、②ハイムリック法、③側胸下部圧迫法などがある。
ICカード(あいしーかーど)
IC(integrated circuit:集積回路)チップを内蔵したカードのこと。読み取り機にかざすだけで処理ができる非接触型ICカードと、読み取り機に挿入しなければ処理ができない接触型ICカードに大別される。非接触型ICカードは、JR東日本の乗車券「Suica」などに使われており、接触型ICカードは、主にクレジットカードなどに使われている。また、施設のカードキーとしても使われている。