JR東日本とセントラル警備保障が危険物探知犬の運用試験を実施
東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:深澤祐二)では、セントラル警備保障株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役執行役員社長:澤本尚志)とともに、JR東京駅・上野駅・大宮駅にて、危険物探知犬(協力:全日本犬訓練士連合協会)による運用試験を実施している。
試験日時、場所は下記の通り。各駅の新幹線乗換改札口付近で8時〜21時のうち8時間の予定で実施。
・ 東京駅:2020年8月18日(火)〜8月31日(月)の毎日
・ 上野駅:2020年8月19日(水)〜8月31日(月)のうち奇数日
・ 大宮駅:2020年8月20日(火)〜8月30日(日)のうち偶数日
都合により、予定が変更になる場合もある。
今回の運用試験では、国土交通省が2019年12月4日にJR東京駅で実施した実証試験(写真)を踏まえ、酷暑期における探知犬の探知能力及び警備上の最適な運用方法について検証される。
試験方法は危険物探知犬及びハンドラーが、セントラル警備保障の警備員とともに改札口付近を巡回。探知犬が危険物だと判断すれば座り混んで周囲に伝える。探知犬は訓練団体の所属で、犬種はビーグルとラブラドール・レトリバーの2種。ストレスや疲労などを考慮して交代制で行われる。
海外の鉄道駅では探知犬を導入した例はあるが、日本での導入が実現すれば国内初となる。