4月6日〜15日まで「令和3年春の全国交通安全運動」実施
2021/4/6一般
「令和3年春の全国交通安全運動」が、4月6日〜15日までの10日間実施される。今回の運動で重点が置かれるのは、
①子供と高齢者を始めとする歩行者の安全の確保。
②自転車の安全利用の推進。
③歩行者等の保護を始めとする安全運転の意識向上。 以上の3点。
特に、子供に関する交通事故に関しては、
①歩行中死者・重傷者に占める幼児・児童の割合が5〜6月にかけて上昇していること。
②幼児・児童の死者・重傷者は、いずれも歩行中が約6割と最多で、児童は約3割が自転車乗車中であること。
③歩行中幼児の死者・重傷者につき、時間帯では16時〜17時台、自宅からの距離別では50メートル以下が最多であること。
④歩行中幼児の死者・重傷者は約7割に幼児側(保護者等)の法令違反があり、飛び出しが約3割で最多、次いで幼児のひとり歩きが約2割であること。
⑤児童の死者・重傷者は低学年で多く、歩行中では小学1年生が最多、学年が増すごとに自転車乗車中の割合が増加していること。
⑥歩行中児童の死者・重傷者につき、時間帯では16〜17時台が最多、約6割に法令違反があり、飛び出しが約4割で最多であること。
⑦自転車乗車中児童の死者・重傷者は、約8割に法令違反があること。
以上、7つの特徴がみられ、留意して事故防止活動にあたる。
全国の警察、各都道府県等においては、新型コロナウイルス感染防止にも配慮しつつ活動を推進する。
(藤原 広栄)