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駅での危険物所持検査の国交省実証実験第2弾を実施

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駅での危険物所持検査の国交省実証実験第2弾を実施

2020年東京五輪・パラリンピックに向け鉄道のテロ対策を強化するため、政府が今年中にも、駅での危険物所持検査の実証実験第2弾を実施する方針を固めたことが29日、関係者への取材で分かった。新幹線の東京駅を含む2カ所で、爆発物の探知能力がある犬や危険物を検知できる装置の投入を想定している。

政府は昨年6月の東海道新幹線殺傷事件を踏まえ、鉄道の安全強化を図っており、五輪・パラ期間中の検査導入を目指している。東京駅には訪日外国人客を含めた利用者が集中する。今回の実験では、検査によって乗客のスムーズな動きが妨げられないかどうかなど具体的な課題を探る。

※写真:東京メトロ霞ケ関駅で行われた乗客の危険物所持を調べる検査の実証実験。改札機付近に設置したボディースキャナー(手前)で人や物が発する電磁波を検知する=3月

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