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警備業・ビルメンテナンス業にロボット化へ加速の兆し!

警備業・ビルメンテナンス業にロボット化へ加速の兆し!

警備業・ビルメンテナンス業は、慢性的な人手不足とAI活用による業務の高度化に加え、業務の効率を求めたシステム化にロボットの活用は、業界外の大手企業も参入してロボット開発が進められてきた。

弊紙は昨年来、警備業及びビルメンテナンス業に係るロボット開発企業やその実態、そして実証実験の状況等を紹介してきた。これらの産業用ロボットは、空港や大型商業施設、駅などですでに活用され、その有用性は認証されつつある。

その産業ロボットが、新型コロナウイルスによって世界の経済が停滞し、人類にかってない生命の危機と生活の困窮をもたらしている中で、生命を守る最前線である病院で活用されようとしている。

東京都の小池百合子知事は1日、軽症等の新型コロナウイルス感染者の受け入れ先として、新たに墨田区のホテルを借り入れたが、そこで医療者やその関係スタッフ及び入居者の負担を軽減するため、新たな取り組みとして、感染の恐れがある区域は清掃ロボットに清掃を任せ、入居者の健康管理はアプリで行うなどの導入を試験的に実施するという。

新型コロナウイルス感染者の重篤者が増えつつあり、収容院での院内感染が見られる現状下で、産業ロボットの活用は、ロボット化へのスピードを速める兆しではないか。

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