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災害を想定し静岡県内の警備会社と県警が合同訓練

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災害を想定し静岡県内の警備会社と県警が合同訓練

8月22日、静岡県警備業協会に加盟する警備会社の警備員で組織される静岡県警備業緊急援助隊と静岡県警との合同訓練が、中部運転免許センター(静岡県葵区)にて行われた。

 

静岡県警備業緊急援助隊は、静岡県警備業協会が平成8年に「災害時支援協定基本協定」を県知事、同細目協定を県警察本部長との間で締結したのをきっかけに結成。地震や風水害といった災害時に交通誘導や人命救助を行うのが目的で、県知事の要請に基づいて活動する。

 

今回の訓練には所属している89人の隊員のうち、23の警備会社から約40人の警備員が参加。大規模地震が発生した状況を想定し、車線がふさがれ信号が消えた交差点で車を誘導する手旗信号と手信号のやり方を警備員が学んだ。

 

静岡県警備業協会によると、まだ活動要請は受けたことはないものの、訓練で学んだことは警備員のスキルアップにもなり、通常の警備業務にもいかせているという。

 

この合同訓練は毎年行われる静岡県総合防災訓練(今年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止)に向けて毎年行われている。

 

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