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最近のニュースに家庭内暴力(DV)、乳幼児への虐待が毎日のように報道されている。

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法務省

新型コロナウイル感染拡大により、緊急事態宣言が発出されたことから、行動の自粛や制限が精神的なストレスとなり家庭内暴力(DV)や乳幼児や児童への虐待増加の原因にもなっているのではと専門家はいう。

児童相談所は、新型コロナウイルスの影響によって、虐待の疑いがある家庭への訪問や面会が拒否されるケースが相次いでおり、虐待を受けている疑いがある子どもの見守りが困難な状態になっているという。

警察庁は、摘発した事件のうち83・2パーセントは体を傷つける「身体的虐待」、罪種別では暴行と傷害で9割超だった。強制性交等などの「性的虐待」は12・5パーセント、ネグレスク(育児放棄)は1・8パーセント。無視をしたり、子どもの前でパートナーに暴力を加えたりして心を傷つける心理的虐待は認知が多いものの、事件化は難しく、2・5パーセントだという。

内閣府や法務省でも相談窓口を設けている。周囲の人も虐待が死亡につながることに留意し、周囲の子どもの見守りに関心を持ってほしい。


相談窓口

家庭内暴力(DV)の相談窓口 ◇内閣府「DV相談」

0120-279-009(24時間対応)

SNSやメールでも受け付ける。

◇法務省「女性の人権ジョットライン」

0570-070-810

(平日午前8時30分~5時15分)

子どもに関る相談窓口 ◇法務省「子どもの人権110番」

0120-007-110

(平日午前8時30分~5時15分)

◇チャイルドライン(18歳までの子ども専用)

0120-99-7777

(土日祝日含む午後4時~9時)

◇児童虐待防止協会「子どもの虐待ホットラ

イン」

06-6762-0088

(平日午前11時~4時)

生活への不安などの相談窓口 ◇経済産業省「心の安心相談」

0120-221-677(24時間対応)

◇日本いのちに電話相談

0570-783-556

(土日祝日含む午後10時~午後10時)

◇日本臨床心理士会、日本公認心理師協会

050-3628-5672

(平日午前10時~正午、午後7時~9時)

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