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新型コロナウイルス感染便乗詐欺が3月以降多発

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新型コロナウイルス感染便乗詐欺が3月以降多発

新型コロナウイルス感染に便乗した詐欺被害額が計約8395万円に上る(警察庁)。

警察庁のまとめによると、新型コロナウイルス感染に便乗した詐欺事件が3月以降多発、その被害は、全国で88件確認され、被害額は約8,395万円に上り、その手口は、給付金や助成金などを名目にしたものが多いという。

被害は20都道府県で確認されており、自治体や金融機関の職員を名乗り、「給付金を受け取るにはキャッシュカードを新しくする必要がある」とか「手続きを代行する」などと偽り、被害者宅を訪れた人物がキャッシュカードをだまし取ったり盗んだりする手口が目立つ。この被害の多くが、キャッシュカードで現金を引き出されていた。特殊詐欺では、ほかに融資に必要な保証金の名目で現金を振り込ませる手口などもある。また、マスクや消毒液などを販売すると偽り、代金を詐取する事件も引き続き確認されている(朝日新聞2020.7.21)。

警視庁も特別定額給付金の給付を装った特殊詐欺に注意を喚起している。

特別定額給付金の給付を装った特殊詐欺に注意(警視庁ホームぺージ)

・ 市区町村や総務省などがATMの操作をお願いすることは、絶対にありません。

・ 市区町村や総務省などが「特別定額給付金」の給付のために、手数料の振込みを求めることは、絶対にありません。

・ 市区町村や総務省などが、住民の皆様の世帯構成や銀行口座の番号などの個人情報を電話や郵便、メールでお問合せすることは、絶対にありません。

・ 「給付金10万配布につき、お客様の所在確認」という見出しのメールが出回っています。

 

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