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山手線49年ぶりに新駅「高輪ゲートウェイ駅」14日開業で6種類のロボットを稼働、セントラル警備保障の開発の警備ロボット導入

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山手線49年ぶりに新駅「高輪ゲートウェイ駅」14日開業で6種類のロボットを稼働、セントラル警備保障の開発の警備ロボット導入

JR東日本は、山手線では49年ぶりに14日開業する新駅「高輪ゲートウェイ駅」(東京・港)で、「世界中の最先端技術を集めて利便性の高い駅と街をつくり、世界に発信していく」ことを目指し、無人コンビニに6種類のロボットを稼働させる。

JR東日本は、山手線では49年ぶりに14日開業する新駅「高輪ゲートウェイ駅」(東京・港)に、乗客の案内や構内の清掃業務、警備業務を6種類のロボットを稼働さて業務の効率化を図る。

人工知能(AI)を搭載したデジタルサイネージ(電子看板)など新技術も活用し多言語で駅の乗り換えや周辺のレストランなどへの道案内をするほか、深夜、約2000平方メートルの駅構内の床を掃除する自律走行で床の拭き掃除をする清掃ロボットを活用することによって、清掃員はトイレ掃除など別の作業ができるようになる。さらに、警備ロボットは構内を巡回しながらカメラで不審人物などを認知し、警備員に知らせたり、警報を鳴らしたり発光したりして周りへの警告も行う。これによって1人分を警備ロボに置き換えられるようになるなど、効率化が図れる。そのほか、車椅子型の移動支援ロボットなど6種類のロボットを順次導入するという。

商業施設にも先端技術を取り入れ、無人コンビニ「タッチトゥゴー」を初めて常設店舗で開業する。手に取った商品はレジを通過せずに購入できるウオークスルー型の店舗である。店内の約50のカメラによって利用者や手に取った商品を識別するので、利用者は商品を手に取り、店を出る前に専用端末で商品が正しく認識されているか確認し、合っていれば「Suica(スイカ)」など交通系ICカードで決済をする仕組みである。コンビニ運営には通常3~4人必要だが、タッチトゥゴーでは商品補充などを担う裏方の1人がいるだけでよいという。

JR東は駅の設備に約190億円を投資。周辺のホテルやオフィス、商業施設の開発を含めて2030年までに約5000億円を投じる計画だ。

新駅ではロボットやAIを活用し、次世代型の駅とて運営を効率化するという。

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