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セコムが「子ども安全教室教材」を無償提供、遊びながら防犯・防災意識を高める「子ども向け無料知育アプリ」に協賛

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セコムが「子ども安全教室教材」を無償提供、遊びながら防犯・防災意識を高める「子ども向け無料知育アプリ」に協賛

 セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:尾関一郎)は、幼稚園や小学校、教育施設等で自由に使うことができる「セコム子ども安全教室 教材」の無償提供を7月1日より開始した。

 セコムでは、2006(平成18)年から子どもを対象とした「セコム子ども安全教室」を実施。セコム社員が先生役となり、子どもたちが犯罪に巻き込まれないように防犯意識を高めるための啓蒙活動を行っている。こうした活動を通じ、子どもたちに安全教育を行う先生にヒアリングを行ったところ、「授業で安全教育を行うための教材が欲しい」「スライドと映像を組み合わせた教材が便利」といった意見が多かったことから、オリジナル教材が制作された。

資料集め等の準備の必要がない、分かりやすくまとめられた指導教本
資料集め等の準備の必要がない、
分かりやすくまとめられた指導教本

 教材は、「DVD」「指導教本」「パンフレット」がセットになっており、伝えたい内容・授業時間・対象学年等に応じて5つのテーマ(①知らない人に声をかけられたとき、②危ないときに助けを求める方法、③外に出かけるときの約束、④一人で留守番するとき、⑤あんぜんにインターネットを使うために)を自由に組み合わせて使用することができる。DVDは、実際のシチュエーションをイメージしやすいように多くの映像を用い、クイズを盛り込みアニメーション中心に構成。子供たちが楽しみながら安全対策について学び、「自分の身を守る力」を養えるように工夫。指導教本は、各テーマの狙いや子どもたちに伝えたいポイントが分かりやすくまとめられている。本教材は、文部科学省が子どもたちの豊かな学びを支える目的に、2014(平成26)年から始められた取り組み「土曜学習応援団」に認定されている。監修したのは、子どもの犯罪の専門家として子どもを守るための調査・研究を行い、各種防犯セミナー講師、学校のセキュリティポリシー策定コンサルティング等の実績をもつ舟生岳夫氏(セコムIS研究所在籍)。

 子どもたちの安全啓発のため、セコムは本教材を教育現場等で積極的に活用してほしいという。「セコム子ども安全教室 教材」(無償)の申し込みは下記サイトへ。
https://www.secom.co.jp/corporate/anzen/kodomo_kyozai/

あんぜんブック(左)子どもたちのあんぜんQA(中)セコムオリジナル小冊子

 続いて7月7日には、株式会社キッズスター(本社:東京都渋谷区、代表取締役:平田全広)が提供している、子ども向け無料知育アプリ「ごっこランド」に協賛し、アプリ内に新パビリオン「しゅつどう!まちのパトロール」をオープンした。

「ごっこランド」は、子どもたちが大好きな“ごっこ遊び”を通じて、インタラクティブに社会の仕組みを学ぶことができる社会体験アプリ。協賛企業の商品やサービスに沿って開発した体験コンテンツをパビリオンとして出店。子育て世代への新しいブランディングやマーケティング手法として活用されている。2021(令和3)年7月現在、40社以上の企業・団体が出店。利用者は約400万にのぼり、子育て世代の多くの家庭の子どもたちに楽しまれている。

 このたびオープンした「しゅつどう!まちのパトロール」は、プレイヤーがセコムの警備員になりきり、乗り物に乗って街をパトロールしながら、泥棒や火災を発見して解決していくゲーム。今回の協賛を通じてセコムでは、セキュリティ会社が社会の「安全・安心」をどのように守っているのかを知ってもらうとともに、子どもたちの防犯・防災意識が高められることを期待している。アプリのダウンロードは下記へ。
https://kb8x3.app.goo.gl/shZA

しゅつどう!まちのパトロール。プレイ回数を重ねて「のりものシール」を集めることで、使用できる乗り物の種類が増える。「ごっこランド」の対象年齢は2〜9歳

 セコムでは、「安全・安心」を社会に広め、地域社会の発展に貢献することも使命と考え、安全教室の開催やウェブサイト、書籍を通じて防犯意識の啓発活動を行っている。

(藤原 広栄)

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