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セキュリティショー2022開催

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セキュリティショー2022開催
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東京ビッグサイト

 東京ビッグサイト(東京都江東区有明)の東展示棟において、セキュリティショー2022が3月1日からの4日間で開催された。今回のセキュリティショーは、約70社の出展企業等のうち、防犯カメラやマンションのインターホン、交通誘導ロボットなど映像機器関連の出展が半数近くにのぼり、その多くはAIや顔認証技術を活用したものであった。
 また、セキュリティ&リテールステージでのセミナーにおいては、万引き防止のためのAIカメラの紹介もされた。これは、万引きをしようとする者の身体や目線の動きなどを捉えて、不審な挙動をとる者をモニター監視者に知らせるものであり、その兆候を捉えたならば、万引きを行う前の段階で、警備員等がその不審者に声掛けを行うことができるというものである。

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万引き防止のAIカメラ等のセミナー

ただし、品出しをする店員の動きも不審者と判断してしまうなど、まだまだ課題は多いという。なお、この店員の動きについては、店員の制服を事前に登録しておくことで、店員を不審者から除外することができるそうである。
 AIや顔認証技術の有用性は確かなものであり、今後も着実に発展し、普及していくであろう。ただし、いずれの警備業務であっても、まだまだ警備員による直接的な警備、警戒、そして、緊急時の適切な判断と措置などが必要不可欠なことは間違いない。

(栗原)

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