セキュリティ

【警備業関係用語】11月⑫ 電圧・電力・電力量・短絡

セキュリティ警備業
警備業関係用語

~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~

各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。

1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。


 

電圧(でんあつ)

電流を流そうとする圧力のこと。単位はV(ボルト)。


 

電力(でんりょく)

電気が単位時間に行う仕事量のこと。単位はW(ワット)。
 「電力(W)=電圧(V)×電流(A)」という式で表すことができ、1Vの電圧で1Aの電流を1秒間流したときに行われる仕事量は、1Wとなる。


 

電力量(でんりょくりょう)

電力を使用した量のこと。電力に時間をかけたもの。単位はWh(ワット時(ワットアワー))。100Wの電球を1時間使用すれば、その電力量は「100(W)×1(h)=100Whとなる。
 電池に関し、リチウムイオン電池や鉛蓄電池などの容量を表す際に用いられており、「ワット時定格量(Wh)=定格定量(Ah(アンペアアワー))×定格電圧(V(ボルト))」という式でワット時定格量を求めることができる。このとき、定格定量がmAh(ミリアンペアアワー)の場合は、mAhの数値を1000で割ってAhの値に直してから計算する。例えば、空港保安警備業務において検出したバッテリーの輸送可否判断を行うとき、Whの表示がなくても、AhとVの表示があれば、それら数値から算出し、規定のワット時定格量を超えているか否か判断することができる。


 

短絡(たんらく)

電気回路の2点間を直結したり、極めて小さな抵抗でつなぐこと。また、絶縁不良等のため抵抗の小さい回路ができること。ショート。電気器具の破損や出火の原因になることがある。


 

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