セキュリティ

【警備業関係用語】10月⑰ 身辺警備業務の基本三原則・アナンセータ・古物・音声指令装置

セキュリティ警備業
警備業関係用語

~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~

各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。

1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。


 

身辺警備業務の基本三原則(しんぺんけいびぎょうむのきほんさんげんそく)

身辺警備業務の適正実施に欠かせない基本的な心得のこと。
➀【口重であれ】身辺警備業務実施中の警備員は、警備対象者との必要な会話や警備員相互の連絡等以外は不必要な会話を慎み、危険因子を見逃すことがないよう周辺の警戒に集中する。②【相好を崩すな】警備対象者や関係者から信頼されなければ、身辺警備業務は適正に行われない。そのためには、警備員らしい態度、物腰が要求される。また、警備対象者は周囲から注目される地位、立場の人も多く、その身近にある警備員の姿も衆人の目につき易いものである。さらに、襲撃を企てている者は、当然のことながら警備員の姿に注目をするであろう。③【周囲に惑わされるな】周囲の人物や物事に対し、間断ない注意を注ぐことは重要なことであるが、あまりに一点に集中し過ぎたり、業務と関係のない事柄を頭に思い浮かべたりしてはならない。身辺警備員に求められるのは、広い視野と的確な判断力であり、これらを維持するためには常に冷静でいなければならない。


 

アナンセータ(あなんせーた)

離れた場所の状態等を確認できるよう表示する装置のこと。


 

古物(こぶつ)

すでに使用された物品のこと。若しくは未使用でも使用される目的で取引された品物のこと。又はこれらの物品にいくらか手入れをしたもの。


 

音声指令装置(おんせいしれいそうち)

有線機器(一般加入電話、専用回線電話)、無線機器及び録音装置(テープレコーダ)の総称のこと。


 

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