セキュリティ

【警備業関係用語】1月⑦ 来訪者パス・責任能力・地震予知・泡消火剤

セキュリティ警備業
警備業関係用語

~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~

各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。

1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。


 

来訪者パス(らいほうしゃぱす)

ある一定の場所又は地区及び地域に入るために必要な事項を記載させ、滞在中は所持させて出入の管理をする書式やカード等のこと。


 

責任能力(せきにんのうりょく)

刑事責任を負うことができる能力のことをいい、帰責能力ともいわれている。しかし、その内容は責任の本質の捉え方によって異なる場合がある。
 「道義的責任論」では、行為の是非善悪を弁別し、その弁別に従って行動する能力として、「有責行為能力」であるとされており、この能力は、行為時に存在することが必要とされ、これを「行為と責任の同時存在の原則」として、判例もこの見解である。また、「社会的責任論」では、刑罰によって社会に適応する能力として、「刑罰適応能力」あるいは「受刑能力」であるとされ、この能力は、刑の執行時に存在すればよいとされている。よって、心神喪失者(刑法第39条第1項)、14歳未満の刑事未成年(同第41条)は、責任無能力者として、その行為は罰せられず、心神耗弱者(同第39条第2項)は限定責任能力者として、その刑は減刑される。


 

地震予知(じしんよち)

地震が発生する前に、その地震の発生場所、時期及びマグニチュードを予測すること。予知の期間に応じて、長期予知、短期予知、直前予知等に分けられる。現時点では特別の場合を除き確度の高い予知は困難とされている。


 

泡消火剤(あわしょうかざい)

泡を発生させる消火剤のことで、窒息消火を主体とし、たん白泡、化学泡及び合成界面活性剤泡がある。


 

Security News for professionals main center ad
Security News for professionals main footer ad