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「福利厚生を充実させ離職率の低下を目指す企業紹介」~八重山ビル管理株式会社~

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「福利厚生を充実させ離職率の低下を目指す企業紹介」~八重山ビル管理株式会社~

今回は、沖縄県の石垣島を拠点に与那国島や宮古島などでビルメン、警備業を幅広く展開している八重山ビル管理株式会社(代表取締役 宮城徹/本社:沖縄県石垣市)の取り組みを紹介します。

八重山ビル管理は、空港施設、官公庁、ホテルなどにおける清掃、設備管理等のビルメン業務や、警備においては空港での手荷物等の保安検査(空港保安警備)、施設警備、交通誘導警備、貴重品運搬警備、機械警備業務を行っている会社です。同社は、以前から地元の地域貢献活動に力を注いでいる会社で、最近ではベトナムからの外国人技能実習生の受け入れを推進したりしています。

石垣島を含む八重山諸島や宮古島は、温暖で美しい海に囲まれた人気のリゾート地であり、冬季には各島でマラソン大会が開催される。たとえば、石垣島の「石垣島マラソン」、西表島の「やまねこマラソン」、宮古島の「宮古島100kmワイドーマラソン」、伊良部島の「ロマン街道伊良部島マラソン」、与那国島の「与那国島一周マラソン」などである。

八重山ビル管理では、社員の健康増進と福利厚生の一環として、これらの離島及び沖縄本島(沖縄県内)で開催されるマラソン大会に参加した社員に対し、その完走距離に応じて、10kmマラソンで5,000円、20km~42.195kmまでのマラソンで10,000円、50kmマラソンで15,000円の報奨金を授与している。2019年11月から2020年2月にかけて約20名の社員が完走し授与された。

砂浜に打ち上げられた漂着ゴミの問題は、沖縄も例外ではない。ペットボトルや発泡スチロール、漁具等々、毎日のように多くのゴミが流れ着く。石垣島では、各所の砂浜において漂着ゴミ拾いのボランティア活動(ビーチクリーン)が行われており、毎度、大量のゴミが集められている。

八重山ビル管理では、社員にこのボランティア活動への参加を募り、ゴミ拾い終了後には、参加した社員でバーベキューを楽しむそうである。これは福利厚生の一環でもあり、バーベキュー費用は会社負担である。現場に勤務して清掃や警備を担う社員にとっては、他の現場の社員や現場管理者、営業担当者などとのコミュニケーションを図る場にもなるという。

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