セキュリティ

全国警備業協会第1回基本問題諮問委員会開催

全国警備業協会第1回基本問題諮問委員会開催

(一社)全国警備業協会(中山泰男会長)は、7月14日(火)当協会はじめてとなるリモートによる第1回基本問題諮問委員会を開催した。
当該諮問委員会は、中山泰男会長の諮問会議であり、警備業界が抱える基本的かつ最重要問題や将来を見据えた課題等をテーマにその是正・解決を目指し、既存の各委員会等の垣根を超えて縦断に調査、研究、検討、協議を行うもので、最終的にその成果や今後の指針等を取りまとめて、全警協会長に報告、提出する重要な位置付けの委員会である(セキュリティ・タイム8月号)。

第1回開催では、遠藤保雄仙台大学学長の講演(「警備業が抱える構造的な問題と今後の挑戦」)があり、その後、中山泰男会長のあいさつがあった。そのあいさつの中で「今回の基本的問題諮問委員会については、成長戦略を検討する委員会と位置付けました。警備業が今後とも健全に発展していくためには、未来を見据えた新たな成長戦略が必要不可欠であるとの考えからそう位置付けた。」と本委員会の役割と有用性を明確にされたほか、今後約1年をかけて戦略を立て、早ければ今年度中、遅くとも来年度には実践していくことを明言された。

また、当委員会には、検討課題ごとに作業部会を設け、具体的な課題の検討に入るという。第1回は、5つの検討課題に対し、事前に指名された委員5名が与えられた課題のプレゼンテーションを行った。それぞれ指名された委員と課題は、次のとおり。

○ テーマ1「外国人雇用の問題」
  発表者;折田康徳委員(福岡県警備協会会長)
  論点[警備業の現状と特定技能制度との親和性及び実態調査の必要性等]について考察]
○ テーマ2「ICT(情報通信技術)等のテクノロジーの活用」
  発表者;豊島貴子委員(山口県警備業協会会長)
  論点[ICT等のテクノロジーの活用を図る際の警備業界の課題等について考察]
○ テーマ3「成長戦略に資する警備業法の見直し」
  発表者;首藤洋一委員(セコム(株)法務部長)
  論点[事業者から見た業法見直しの視点とスフト・ローの次元での対応等について考察]
○ テーマ4「単価引き上げ策、経営基盤の強化」
  発表者;佐々木誠委員(東京都警備業協会常任理事)
  論点[全警協警備業務適正化小委員会のこれまでの取組と今後の取組予定等について説明]
○ テーマ5「災害時における警備業の役割の明確化」
  発表者;松尾浩三(岡山県警備業協会会長)
  論点[災害時の有償出動の際の警備料金と警備員の安全確保や災害協定の見直し等について言及]

以上の発表後、発表者以外の委員から各検討課題についてそれぞれの考えや意見等が述べられた。

最後に中山泰男会長が総括され「今後の警備業の成長戦略を検討する本委員会の役割と使命は極めて重大なものである。委員14名は、存分に力を発揮していただきたい。今後の取組と成果に大いに期待している。」と述べられ、第1回基本問題諮問委員会は終了した。

当委員会の構成員は、次のとおり(敬称略)。
委員長 中山泰男
委 員 清水拓也((株)華連警備保障 代表取締役社長)北海道地区
    阿部正喜(東陵総業(株)代表取締役社長)東北地区
    佐々木誠(セシム(株)代表取締役社長)東京地区
    佐藤平八郎((株)ジェイエスケイ 代表取締役社長)関東地区(茨城県)
    岩淵克人((株)エムサス 専務取締役)関東地区(千葉県)
    馬場善志雄(東海警備保障(株)代表取締役社長)中部地区(愛知県)
    梶岡繁樹((有)新成警備保障 専務取締役)近畿地区(兵庫県)
    松尾浩三(近畿警備保障(株)代表取締役社長)中国地区(岡山県)
    川田幸範(大和警備保障(株)代表取締役社長)四国地区(香川県)
    折田康徳((株)にしけい 代表取締役会長)九州地区(福岡県)
    安見竜太(シンテイ警備(株)代表取締役専務)会長推薦
    豊島貴子((株)CCSコーポレーション 代表取締役社長)会長推薦
    首藤洋一((株)セコム 法務部長)会長推薦
    竹内知比古(綜合警備保障(株)法務部法務室業法指導課長)会長推薦
オブザーバー
    竹内真之(警察庁生活安全局生活安全企画課 課長補佐)
    鈴木健治郎(警察庁生活安全局生活安全企画課 係長)
事務局 福島克臣((一社)全国警備業協会 専務理事)
    楯 悦男((一社)全国警備業協会 常務理事)
    小沢祥一朗((一社)全国警備業協会 総務部次長)

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