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健康はなまる② | がん予防に歯磨き1日2回

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健康はなまる

歯磨きをする回数が食道がんになる危険性を低下させる?

 

1日2回以上歯を磨く人の食道ガンになる危険性は、1日1回の人より3割低いとの研究結果を愛知県がんセンター研究所(名古屋市)がまとめた。
約3千800人を対象とした疫学調査の結果で、歯磨き習慣と発癌の関連を示す報告は国内初だという。

 
発がん物質とされる「アセトアルデヒド」が口やのどに細菌が存在している。歯磨きによって細菌や発がん物質が洗い流されることで、がん予防に役立つという。
1日2回以上磨く人は、1日1回の人に比べ、がんになる危険性が約29パーセントと低く、全く磨かない人の場合は、2回以上磨く人より2.5倍に危険性は高くなるという結果である。歯磨きいいね!

 

1月23日の読売新聞(夕刊)では、歯磨きの回数と頭から首にかけてできる「頭頚部がん」や「食道がん」との関係について、国内の約3千500人を対象にした研究結果として、1日1回歯磨きをする人を基準にすると、歯磨きをしない人は、1.8倍がんになりやすく、1日2回歯磨きをする人は、がんを発生するリスクが20パーセント減っていたことが分かっている。

また、昨年発表された最新の研究結果では、歯周病菌などの一部の口内細菌が食道がんの発症に関わる可能性があることが分かり、また、がん以外病気の患者と比べると、食道がん患者の口の中からは、日本の歯周病患者にはあまり見つからないタイプの歯周病菌が高い割合で確認されたており、歯周病菌が食道がんの原因となる可能性はあると考えられている。

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