埼玉県警備業連盟 令和2年度総会開催
埼玉県警備業連盟設立後、初となる令和2年度定時総会が、去る7月28日(火)にALSOK埼玉株式会社会議室にて執り行われた。新型コロナウイルス感染予防対策として、検温、除菌アルコールによる手の消毒、マスク着用、3密を避けるためのソーシャルディスタンスの確保が講じられ、熱中症予防に配慮してクールビズでの出席が求められた。
上園俊樹理事長(株式会社セキュリティ:代表取締役)挨拶では、現在のコロナウイルス感染症の影響について、いかにして企業活動・治安の維持に必要なサービスを提供出来るかを提案しつつ、社会経済活動を支える役割を果たしていけるよう各社に十分な対策を講じつつ、警備員の健康を守りながら業務を進めていくように提言。また、今後の連盟の活動については、政党、政治家及びその他の関係機関への要請(陳情)活動等によって、入札制度の改善や人手不足問題を踏まえた働き方改革の推進、人口減少時代における警備業のあり方を踏まえた警備業法の検討などの諸問題等を解決すべく活動を進めていくと意欲を示し、警備業の発展、地域治安維持のために業界一丸となって取り組んでいきましょう、と賛同を求めた。
定足数は会員数26社のうち、出席16社、委任状出席10社。第1号議案「令和2年度事業計画」、第2号議案「令和2年度収支予算」の2案とも可決された。
なお、事業計画の概要、連盟役員については下記の通り。
【基本方針】
埼玉県警備業連盟は、全国警備業連盟及び各都道府県警備業連盟と連携を図りながら、警備業の社会的・経済的地位の向上と発展を促進させるために、政治活動を行い、我が国の社会公共の安全確保に寄与する。
- 政党、議員及び関係機関への要請(陳情)活動
- 国及び地方公共団体の予算等に関連した議会動向等の把握・反映
- 広報活動
- 調査研究の推進・講演会等の参加
【役員】
理事長:上園俊樹(株式会社セキュリティ:代表取締役)
副理事長:大山恭子(株式会社 結:代表取締役)
副理事長:長谷川功一(システムガードサービス株式会社:代表取締役)
副理事長:藤根路子(株式会社セキュリティ:取締役)
会計責任者:牧野考二郎(ALSOK埼玉株式会社:代表取締役)
副会計責任者:三⻆栄二郎(株式会社KSP:代表取締役)
監事:切敷健一(株式会社アウター・ガード・システム:代表取締役)
監事:長田健太郎(株式会社ギルド:代表取締役)
また、株式会社システムガードサービス、株式会社警備ログの長谷川功一代表取締役からは、使い終わった警備服を回収して新たな制服(サーキュラーエコノミーユニフォーム)に作り変える試みの紹介があり、警備業界の新たな取り組みとして環境問題との関わり方についての提言もあった。