元全国警備業協会常務理事木村清様(92歳)ご逝去
2019/11/29セキュリティ
令和元年11月13日午後10時にご逝去されました。
木村清様は、昭和59年3月に警察庁を定年によって退官され、同年4月から(社)全国警備業協会事務局長に就任(昭和62年6月から常務理事)され、平成14年3月の退職まで17年間に及ぶ長きにわたり警備業界の発展に寄与されました。特に、昭和57年の警備業法の改正によって教育の義務化が拡大・体系的に整備されたが、依然、教育の懈怠業者は後を絶たない時代に、「警備業の需要の高まりに対し、重要になるのは警備の質である。質が伴わなければ真の需要拡大はありえない。」と警備員の資質向上を目的に、昭和61年7月に国家公安委員会において「検定規則」が制定され、同年10月に(社)全国警備業協会が行う「特別講習」が国家公安委員会から指定を受けました。
この指定講習の立ち上げ、そして全国的な開催のために推進、維持・定着に尽力されて多くの指導者を育成されました。現在の国家資格となった検定制度の礎を築かれたのが木村清様です。心からご冥福をお祈りいたします。