【警備業関係用語】9月⑪ けい光利用の測定器・男女雇用機会均等法・法定代理人・検知感度
~今さら聞けない、覚えておきたい警備業関係用語~
各業界には業界特有の用語などがあり、警備業にもたくさんの用語があふれています。普段、何気なく使っている用語の意味を改めて確認してみませんか?
朝礼などでみなさんで確認するのもおすすめです。
1回につき4語の掲載で平日更新予定となります。
けい光利用の測定器(けいこうりようのそくていき)
放射線による物質のけい光を利用する検出器である、シンチレーション検出器とTLD(熱けい光線量計)のこと。放射線が物質中を通過するとき、物質と相互作用して分子内の電子又は結晶内の電子を励起又は電離させ、短時間でエネルギーを失い基底状態へ戻る。その際、エネルギーの一部を近紫外~可視領域の光子(シンチレーションという。)として放出する。このような性質を利用しているのが前者である。また、フッ化カルシウムなどの結晶に放射線を照射し、照射後これを加熱すると、光子(熱ルミネッセンス光という。)を放出する。この熱ルミネッセンス光を利用するものが後者である。
男女雇用機会均等法(だんじょこようきかいきんとうほう)
「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律」の略称のこと。募集・採用・配置・昇進における均等な取扱いを事業主の努力義務とし、定年・退職・解雇など差別的な取扱いを禁止することを定めている。昭和60年に勤労婦人福祉法を改正し、翌年から施行された。
法定代理人(ほうていだいりにん)
法定代理権を有する者のこと。本人の意思に基づかずに直接に法律の規定で代理権が与えられる者をいう。
検知感度(けんちかんど)
検知器が検知対象事象の入力量に対して応答する能力を表す性能尺度のこと。